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花と邂逅

小・中学校を不登校と保健室登校で過ごした自分を振り返ってみます。

     ▷  小・中学校を不登校と保健室登校で過ごした自分を振り返ってみます。社会不安障害、元・起立性調節障害です。

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不登校生からみる「スクールカウンセリング」の雰囲気、行き方、通って変わったこと

 

 

今回は、”スクールカウンセリング”について、です。これを書いている私は現在17才の、通信制高校3年生です。スクールカウンセリングには、中学2年生の10月頃から中学3年の卒業まで、長期休暇を除くとほぼ毎週お世話になっていました。

自分は中学のカウンセリングにしか通ったことがないので小学校や高校のカウンセリングについてはどう違うかなども分からないのですが、雰囲気や行き方など通ずるものはたくさんあると思うので、ご自分の学校・環境と照らし合わせてひとつでも多く情報を持ち帰っていただければ幸いです。

 

 

 

 スクールカウンセリングって?

 

「心理カウンセラー」という資格を持ったカウンセラーの先生と1対1で、学校の相談室などの部屋で約50分、話したり、相談したり、ゲーム(オセロやアイロンビーズ、積み木、ボードゲーム、パズル、百人一首坊主めくり)など)、勉強をしたりします。(ゲームは学校により種類もかなりさまざまです)何をするかは自分の自由で、なにかをしよう!と無理に誘われることはありません。そして、カウンセラーの先生には「守秘義務」というものがあるので、自分が話したことが親や先生に伝わることはないです。

時間が50分に設定されているところが多いので、教室に通う生徒さんでも1時間だけ抜けて次の授業には遅れず出席できるようになっています。私の通っていた中学校では、カウンセリングで抜けた授業も出席になるという扱いでした。これと同様に、不登校だった自分も、カウンセリングのためだけにでも学校へ行ったとしても登校日数に加算されていました。これは学校によりさまざまだと思うので、先生に聞いてみるのもいいと思います。

 

保健室登校不登校をしている生徒だけでなく、教室に通う生徒でも来ている人は結構いるみたいでした。カウンセリングに行っている間は他の生徒に「○○さんはカウンセリングでいない」と勝手に言われることもなく、知られたくない場合には「体調が悪い・保健室に行く」や「先生からの呼び出し」、「再検査」など、先生方も話を合わせて下さいます。ですので、そこについては先生ときちんとお話して確認しておくのが一番です。

 

 

 

 私のことや、行こうと思ったきっかけ

 

上記にもありますが、これを書いている私は現在17才の通信制高校3年生です。不登校には小学校6年の2学期からなり、中学入学しばらくは教室で踏んばるも部活の疲れとも重なって、中学1年の7月より再び不登校になります。そのあとは、中学3年の卒業まで不登校保健室登校をくり返していました。卒業後は公立高校を一般受験し合格するも精神の不安定で通えず、現在(高校3年4月現在)も籍を置く通信制高校へ転入しました。

 

スクールカウンセリングに通い始めたのは、中学2年の10.11月からです(その頃の記憶がめちゃくちゃ薄いので今思い返してもあやふや)。中学1年で不登校になったころから学校の先生や親にカウンセリングを勧められていたんですが、当時は大人を信用していなかったことと、人に自分のことを話してなんになるんだ、と思っていたこともありまったく行く気はありませんでした。それでも、中学1年の夏には母がカウンセラーの先生とお会いしてどういう人だったか雰囲気だったかなどを聞いて不安要素がかなり減ったこと、来年受験を控えて自分がこのままでいいのかと思い詰めていたことをきっかけにカウンセリングに通い始めます。通い始めたころは、外に出るのも怖くて家で引きこもっていた時期だったのでかなりの勇気をふりしぼって毎週学校へ行っていました。

 

中学3年間の不登校のなかでの、保健室登校期間とカウンセリング、引きこもり時期はだいたいこんな感じです。

 

 

 1年

05月 学校を休み始める(2週間に1日くらい)

07月 不登校をはじめる

      週1回の習い事以外出かけなくなる

 ↓  7月~9月 不登校

09月 新学期1日目だけ登校

 ↓  9月~10月 再び不登校

10月 遠足に行く

   保健室登校をはじめる → 数日行ってやめる

 ↓  10月~2月 再び不登校

02月 学年最後のテストだけ受けに行く

 

 2年

04月 新学期1日だけ登校 → 次の日より不登校

 ↓  4月~5月 不登校

05月 保健室登校をはじめる(週2日とか3日とか)

 ↓  5月~8月 保健室登校

09月 新学期明け保健室に行けず、再び不登校

 ↓  9月~10月 不登校

10月(11月?) カウンセリングに通い始める(週1回)

 ↓  10月(11月?)~3月 毎週1日カウンセリングのみ登校

03月 終業式の日だけ登校

 

 3年

04月 新学期2日目より保健室登校(1日目は行かなかった)

05月 2年に引き続きカウンセリングを週1回

↓ 4月~3月 保健室登校(週2.3日)

03月 中学卒業

 

 

不登校の時期=引きこもり、です。週1回の習い事で、辛うじて週1日外へ出ていました。それ以外は家で音楽聞いたりパソコンしたり、とにかく向上心も自尊心もなにもなかったです。

小学校で不登校になったのはいじめと疲れが要因ですが、中学校では友達にも恵まれており、自分でもなんで不登校になったかはっきりとわからないままです。でも、教室の空気感が苦手で、人前で発表したりすることもかなりの苦痛でした。あと男子が苦手です。なので、席替えやグループでの授業は本当に地獄でした。

 

 

 

 

 スクールカウンセリングってどんな感じ?

 

 カウンセリングを受け始めるには

担任の先生に、「カウンセリングを受けたいんですが(行きたいんですが)」と言えば大丈夫です。あとは先生方が話を通して下さるので、とりあえず一度言えば後はもう心配することはありません。

私の通っていた中学校では毎年1学期2学期、と学期が変わるたびにスクールカウンセリングについてのプリントが配られていて、受けたい場合には担任の先生か教頭まで、と書かれていましたので、担任に言えない場合には他の先生でも大丈夫だと思います。(行っていることはいずれ知られてしまいますが、!)あとは、自分で言いにくい場合には、親に電話をかけてもらうのも手だと思いますがこれは言いにくいですよね、、自分の場合は、不登校になってからカウンセリングに行き始めたので母も知っていましたが、教室に通っていて始めたい場合だと言えなかったと思います。

 

不登校保健室登校の場合には、先生や親からカウンセリングを受けない?と誘われることもあるかと思いますが、嫌な場合には「ちょっと無理です」と断っても大丈夫です。でも、少しでも前に進みたいとか気になるということなら、ぜひ行ってみるのがいいと思います。行って嫌だと感じたら次からはやめてもいいですし、50分がきつかったら途中で帰ってもいいですし、とりあえず「自分は客」だと思って行ってみたら少しは楽になるかもしれません。

 

 

 

 部屋の雰囲気

私の場合は「相談室」という部屋でカウンセリングを受けていました。相談室は保健室の室内にある扉でつながっており、休み時間に廊下に出なくても移動できるようになっていました。これはすごくありがたかったです。これも学校により違うと思うので、保健室に訪れた際には相談室が近くにあるか確認してみるのもいいですね。

相談室には、大きめのテーブルとイスが4脚ほど、他には心理に関する本やおもちゃをしまう棚が置かれていました。うちの中学校はとても狭いとは行きませんが広くはない部屋で内装もかなりシンプルでしたが、先生が他に勤めてらっしゃった高校ではふかふかのソファーに広い部屋と、とても豪華な部屋だったらしいですうらやましい、、。

 

空気感は、保健室とよく似ています。部屋には先生と自分だけで人口密度も低いですし、空調も保健室同様に効いているのでとても一年中通し快適でした。運動場と接していたこともあり、カーテンを閉めてもらうことも多かったです。人通りが多い部屋などはそういうことにも対処してもらえるので(カーテンを閉めてほしい、部屋の鍵を占めてほしい)、自分がカウンセリングを受けているということが他の生徒に知られることはなかったです。

 

 

 心理カウンセラーの先生について

ほとんどは、一校につきひとりの心理カウンセラーの先生がいらっしゃると思います。(定時制不登校の生徒が多く通うような学校だと何人かいらっしゃるかもしれませんが、!)調べてみると、男女比では女性が約7割と多いようです。男性が苦手女性が苦手、な場合にはあらかじめ先生に確認しておくと安心ですね。

でも、女性としか話せないのにカウンセラーは男性、絶対に行ける気がしないということであれば、スクールカウンセラーは変えられないので大学や病院のカウンセリングという選択肢になります。でもスクールカウンセリングは無料で、他の場所は有料(1000円~5000円)なので学生にはその壁も大きいのが現実です。学校だとタダなので、異性が嫌でも一回試しに行ってみるのもいいかもしれません。お試し気分で、顔を見てどんな人か知るだけでも!でもそれが嫌だから行けないんですよね、、、カウンセリングに行けない外部にも行けないということであれば、心理カウンセラーの先生よりは専門的ではないですが保健室にいる養護教授の先生に相談するのもいいかもしれません。

 

私が中学時代からずっとお世話になっているカウンセラーさんは女性で、40代くらいの方です。中学2年生のころに先生と向き合って話をして思ったのは、「話をちゃんときいてくれる」「ずっと笑顔」「自分を否定しない」「なんでも受け入れてくれる」「話の通じる大人」という、昔の自分からは考えられないほど心を開いたものでした。小学時代から、大人は話を聞いてくれない信じられないと思っていたので、きちんと“対等に”会話ができる大人に出会えたことがとても嬉しかったです。

カウンセラーの先生は心理について専門的な勉強をされている方ばかりなので、私が何を言っても引かれるようなことはなかったです。落ちついていて、にこやかで、優しい。ピリッとした大人の雰囲気はなくとてもゆったりとしていて、人前だと焦る自分でも「この人なら待ってくれる」と思えるような方でした。あとは、学校内で不安なことがあればそれを改善しようと学校の先生方に話をして下さったりもします。男性が苦手なので女性の担任なら通いやすい、教室内の机の場所が廊下側後ろのほうが入りやすい、登校時間をずらしたい、と本当に人それぞれ不安な部分があると思います。

 

 

カウンセラーが親や先生と違うところは、

 

・学校、教室に行こうと無理に言われない

・どんな些細なことでもきちんと聞いてくれる

・焦って何かを喋ることがない、例え30分ずっと黙ったままでも全然大丈夫

・”大人側”からではなく自分に寄り添い話を聞いてくれる

・”学校で自分が生活しやすいこと”を第一に考えてくれる

 

といったところでしょうか!とにかく、自分にとっては夢のような都合の良い大人ですが、”よき理解者”というよりかは”話の通じる大人”という感じです。自分から求める限り絶対に裏切らない味方、というような気もします。あなたは子どもだからこうしなさいということがまったくなく、ひとりの人して接してもらえたことが今の自分に大きく繋がっています。自分の意見を言えるようになったり、喋れなくても人の話を聞ける人になろうと思えたり。

 

それでも人には相性があるので、苦手なカウンセラーに出会う場合もあります。なんか嫌だなと感じたら、それは無理に行き続けることはないのでやめて大丈夫です。カウンセラーの先生もそれは分かってらっしゃるので「どうして来ないの?」と訊くようなことはしませんし、学校内で会ったとしても普通に挨拶や会釈するだけで大丈夫です。途中でやめるのは何も悪いことをしたわけではないので。やめた場合には、他のカウンセリングに行くか、養護の先生に話すか、可能なら他の学校のカウンセリングに行くのもアリだと思います。

 

 

 

 カウンセリングの内容

カウンセリングは週1回、先生が外部から来られるので毎週同じ曜日でした。先生とテーブルを挟んで向き合い、約50分、好きなことをします。何をするかは毎回先生が「今日は何をする?」と聞いてくださり、パズルを~とか話をします~とか、そのときの気分でいろいろ。最初の頃は、自分のことを知るためにいろんな心理療法をすることもあるかもしれません。箱庭とかコラージュとか。

 

話は、カウンセリングを受け始めた当初は、大人なんか信じるもんかと思っていたので当たり障りのないことばかりを話していました。今日は天気いいですね、とか、昨日買い物に行きました、とか。自分の考えや意見を言うような話はしなかったし出来なかったです。

自分は教室にいたころは優等生をしていたので、同年代よりも大人と喋ることは得意でした。なによりも人目が気になっていたので、だめな子だと思われないように上辺だけはきちんとした人になろうと外面は完璧にしていたつもり。なので外からの評価は、いい子、優しい子、良くできる子、静かな子、とそういう類のことばかりだった気がします。自分でそうしてるんだけどはっきりいって褒め言葉と思えないしあまり嬉しくないですね。特に、優しいというのは他に取り柄のないようで苦手でした。

 

ということで最初のうちは先生に対してすごく警戒していて、本音を言うことなくお愛想だけよくしてました。初回では先生に自分のことを知ってもらうため、渡された紙に家族構成などを書いたり今の状況を言ったり。このとき祖父の名前の漢字がわからなくてすっごく焦ったんですが、間違ってても、ひらがなでも大丈夫だよと言われてとてもほっとしたことを覚えています。あとは字がきれいと褒められて嬉しかったことも。

そんなこんなで、2回目には画用紙に自分の好きなものを書いたり、3回目からはパズルをしたり、6回目くらいまでは黙々とゲームばかりしていました。この人は信じていいかな、いやまだ100パーセント確実じゃないからやめとこう、と何度も値踏みし考えてました。それが崩れたのが7回目くらい。話そうと思ったきっかけは覚えていませんが、毎週先生に会っているとそれなりに感情は出てきます。小学校時代の話を誰かにしたいなあと、強く思うようになってきたので先生にお話しました。泣きました。自分はなによりも人前で泣くことが苦手で、恥ずかしいと思っているのでこれは大事件として自分の記憶によく残っています(笑)我慢しきれなくなったそのときに、自分はずっと辛かったんだなあとやっと気付きました。その日はもう止められなくて、後半はずっと泣いていた気がします。こういうときに無理に話をすることなく待っていてくれるのも自分にとってはとても助かるところでした。

 

それから少しずつ自分の考えを話すようになって、こういうことが嫌だとか自分はそれは違うと思うとか、そういった”主張”のようなことも先生に対し言えるようになってきました。中学3年生のときには、進路や小学校時代の話が中心で、特に進路面ではたくさん支えて頂きました。今(高校3年現在)は、家庭の気になることや外出をしたときの話、最近はまた進路の話もしたりしています。毎回同じ話ではなく、その度に自分が気になることを話せるのでここも良い点ですね。

 

毎回の終り頃には、「来週はどうする?」と次の予約をしていました。来週はすぐ帰りたいので午前中で、お昼まで頑張るので午後で、とそのときによっていろいろ。こちらの要望もちゃんと聞いて下さるので安心して次の約束ができていました。予約がなかったり、あやふやだと自分も不安ですので。

 

 

 

 

 スクールカウンセリングに行くにあたって不安なこと

 

 周りの人にバレないか?

教室に通っている場合には気になる点だと思います。クラスメイトに隠せるか?ということであれば、可能です

その度合いは学校にもよりますが、先生に「知られたくないです」と伝えると配慮して下さると思います。私の通っていた学校では、「体調が悪くて保健室に行く」「先生からの呼び出し」やら、いろいろ理由づけをして下さるみたいでした。ほとんどの場合は保健室ですね。でもわざわざ皆の前で言うのではなく、訊かれたら言う、というようなものですので1時間抜けても何も言われない場合もあったりするかもしれません。でも毎週同じ時間に抜けてるとあれ?と思われたりするので難しいところですね。

 

ちなみに、保健室登校不登校でも同様です。私はなによりも人目が苦手だったので、授業が始まったころに学校に着いて部屋へ行き、授業が終わる前に下校をしていました。これも学校に、カウンセリングに来やすいようにとカウンセラーの先生が考えて下さったことです。

不登校の生徒はわかりませんが、保健室登校の生徒はわりとみんなスクールカウンセリングを利用していたので結構オープンでした。私がまだ行っていない頃にも、ひとつ上の先輩に「カウンセリングおすすめだよ~」とお誘いいただいたり。日常のひとつとして、「カウンセリング行ってきますー!」みたいな光景がありました。

 

あとは、親ですね。親にバレたくない、というのは可能です

カウンセリングをしたいと最初に先生に言うときに「親には言わないでほしい」と伝えれば、勝手に言われることもないので安心だと思います。カウンセラーの先生は、守秘義務というものがあるので親に内容を話したりすることはありません。でも例外がひとつあり、”命に関わることは親や担任に伝わります”。今すぐ自殺したいとか、死ぬ予定だとか、OD(オーバードーズ)、リストカットは度合いに寄ると思いますが我慢できなくなって気付いたら血だらけみたいな場合であれば医療機関に行かなければならないので、カウンセラーさんが親や担任へ話を伝えられます。

ですがそういう類のことはなく、親や家庭のことを話したいということなら、それは親に伝わることはないので大丈夫です。そこはカウンセラーさんも理解があるので、柔軟に対処して下さると思います。

 

 

 

 悩みが深刻じゃないけど行っても大丈夫?

悩みや状況が別に大したことじゃないけどカウンセリングに行ってもいいか、というものですね。これは全然大丈夫、気にすることはまったくないです

悩みももちろんあれば相談できますし、なにもなければ世間話や好きなものの話をしたりもできます。ただ自分は“悩みは人に話したときに重さを自覚する”と思っているので、自分では大丈夫だと思っていても結構なものを背負ってたりなんてこともあるかもしれません。どんな些細なことでも、潰れてしまう前に誰かに話してほしいです。そんな私もカウンセリングに行きはじめてから、どんな日常のことでも人と話すだけで心が軽くなるなと思うことがかなり増えました。

 

 

 

 娘や息子が行きたがらない、親だけ行っても大丈夫?

子どもが行きたがらないから一度親だけでも行って話を聞いてきたい、とか、子どもが学校に行きたがらなくて不安、とかいろんな場合があると思います。もちろん、親御さんだけでも大丈夫です。し、カウンセリングが親と一緒でも大丈夫です。

かく言う私もそれでした。不登校になり「カウンセリングに行ってみない?」と担任や親から誘われたものの、「カウンセリングってなによ自分病気じゃないし、どうせ相手も大人でしょ?話してなにか変わるわけないじゃん」って心底行く気がありませんでした。こんな風には言えなかったですけどね。それで、中学1年の夏に母だけが一度先生にお会いしにカウンセリングへ行ってきました。帰ってきていろいろ話を聞いたような気がしますが、内容は全然覚えていません。当時はまったく興味がなかったので、覚えていないというよりたぶん聞いてないです。その後なにもなく過ごしますが、中学2年の秋に、もうすぐ3年で受験を控えていることもあり「このままじゃだめだ」と思って、でも学校には行けないどうしよう、というときにふと思い出したのがカウンセリングでした。とりあえず学校に行く理由にはなるかな、と毎週1回通い始め、今に至ります。私はまだ学生で母の気持ちは知り得ませんが、とても不安だったと思います。なんせ不登校なんて自分が経験していないとほとんど関係のないことですから。

 

そのときの自分からすれば、「何も知らないところに行きたくない、不安」というのが一番でした。カウンセリングというのも聞き慣れない言葉で、そこにいるのは得体のしれない大人で、それについても「先生と話をするだけ」と詳しいことも明かされず意味がわからなかったというのが正しいかも。だから、今不登校保健室登校のお子さんが少しでもカウンセリングに興味を示したら、なによりも情報を。こういう場所で、こういう人で、雰囲気はこんな感じ、学校のどこに部屋があって、嫌だったら帰れるよ、一回だけでも大丈夫だよ、といろんなことを話してほしいです。母が行ってきた、会ってきた人に会うという安心は子どもにとってもすごく大きいので。

話してまだ行きたくなくても、無理強いだけはやめてください。私も母が行ってから約1年経って、やっと気持ちが出てきたので。時間が進めることってとても多いです。本人も親御さんも不安でいっぱいだと思いますが、いずれ何かは変わります。あんなに元気のなかった私も、今ではこんなに前向きで出来ることもたくさん増えました。

 

それでもお子さんの為に何かをしたいということであれば、本人の意思への理解(外へ出たくないのひとつでも、怖いから、やる気が出ない、人に見られているように感じるなど、人により本当にいろんな理由があります)と、その理解の為にも気持ちの面でも、ぜひ会話を。なによりも大切だと思います。外に行きたくないから引きこもってる、と決めつけず、その奥にある不安を知ろうとしてくれれば嬉しいです。

 

 

 

 上手く話ができるか分からない、心配

人と会うと緊張する、初対面の人と同じ部屋がきつい、話が上手く伝えられるか心配、と相手に対しても自分に対しても不安はいっぱいです。

上手く伝えられるか・話せるかが心配な場合の対策をいくつか!

 

・気になることをメモに書いておく(紙・スマホなんでも書けるもの)

・声が出しにくいことを先に言う

・相手を敵だと思わず味方だと思う

・嫌だったらいつでも帰れると考える

 

こんなところでしょうか。いつでも帰れる、というのは私が緊張するときにいつも考えることなのですが、結構効きます。絶対に上手くやらないといけない、失敗できない、と思うと焦ってしまったりするので、まずはそういう場所じゃないことを思い出し、自分を落ちつけることです。安心という具体案ではないですが深呼吸もおすすめです。まず息を吐きだしてから、吸い、こんどは吸った2倍の長さで息を吐くとかなり落ち着きます。私は外ではゆっくり数えて2.4.2.4のリズムです。あとはマスクなんかも顔が隠せて安心するのでいいんじゃないかと。

 

 

 

 

 これだけは親に止めてほしかったこと

 

カウンセリングの日「今日は何を話してきたの?」と訊くのだけはお願いですからやめてください。親に話せないことを話していることも多いので、その質問が時には苦になったりもします。

私も、結構な割合で毎週母に訊かれていて、毎回、えへへとかうへへとか言いながら頑張って濁していました。訊かれるのが嫌で、カウンセリング行くのやめようかななんて思ったこともありました。それくらい身近な人には話しにくい内容で、カウンセラーさんは専門の先生ということもありますが”ある程度他人”だから話せている部分も大きいです。どんな話をしているかは気になるとは思いますが、親に言いたいことは本人ももう話していると思いますので。家庭で圧迫せず、支えられるようになって頂きたいです。「カウンセリング行ってきたの?」「うん」「話せた?」「話せたよー」くらいが私には一番いい距離感でした。

 

 

 

 

 カウンセリングに通って変わったこと

 

中学時代にカウンセリングに行ってなければ今の自分はいない、と言えるほど大きな存在です。プラスの方面でもマイナスの方面でもたくさん知恵を頂いており、何事もまず”知りたい””把握したい”自分にはとても合っていると思っています。

「ここが痛いです」と言うと「じゃあそこを治しましょう!」と先生や薬に頼る病院と比べ、カウンセリングでは「ここが痛いです」「どういうふうに痛い?どうしてそこが痛いと思う?」と、記憶をなぞり、自分で物事を前向きに捉えていくイメージです。もともと自分のなかにあった力を引きだすという感覚が近いと思います。文字で見るとカウンセリングのほうは論理的というか面倒くさい感じがしますが、自分が訊かれる立場に立つと、話をじっくりきいてもらえるのでむしろ嬉しいくらいです。あと、自分の良い所をたくさん見つけられるのも嬉しいですね。この会話がまるごとそのまんまされるわけではないので、自分の事を話したくない方も安心してください。自分からなにかを公開する前に、先生が勝手に探ってくるようなことは絶対にありませんので!

 

今の自分の考えにも、カウンセリングが大きく影響しているなあと感じます。特に、自分を中心に置かずとも物事を多方面から考えられるようになったり(まあ第3者目線から物事を見えるようにもなったということですね)、考えることは悪いことじゃないと思えたり、人にもいろんな理由があるよなあと考えられるようになったり、プラスになっていることは数え切れないほどです。そういう自分も気に入っています。カウンセリングでお話していると課題はたくさん見えてきますが、それと同じくらい自分のことも見えてきます。嬉しいです。

 

今回、自分が気になっていたことはすべて書ききったつもりですが!不安なことは本当に人それぞれ違うので、その他カウンセリングで気になることがあったら気軽にコメントくだされば嬉しいです。お伝え出来る限り、全力でお答えさせて頂きます!

読んでくださった方がそれぞれ思う道に進めるよう、心より願っております。

 

 

 

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