花と邂逅

小・中学校を不登校と保健室登校で過ごした自分を振り返ってみます。

     ▷  小・中学校を不登校と保健室登校で過ごした自分を振り返ってみます。社会不安障害、元・起立性調節障害です。

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幼少期から「人前が苦手で緊張しやすい」自分が苦手だと感じること

 

 

こんにちは。今回は、幼少期から極度の緊張しいで、今から3年前についに”社会不安障害”と診断された自分が日常で特に苦手とすることについてです。あとはその緩和法なんかを!

 

 

 自分のこと

 

これを書いている私は現在17才の高校3年生、女です。小学校中学年頃から、クラスメイトの前で作文を読んだりレポートを発表する授業があれば仮病を使って休んでいたくらい、昔からなによりもどこよりも人前が苦手でした。

 

この緊張が普通じゃないなと思ったのは、中学1年生くらい。友達と遊ぶのも外に出るのも怖くなったことがきっかけです。小学6年の2学期~卒業まで不登校、中学1年の7月~卒業までは不登校保健室登校をくり返していましたが、今思えば不登校になったのも日々の中での緊張や不安が関係していたような気がします。不登校になって「不安から逃げる」ということを知った自分は、それから人と会ったり人前に立ったりと苦手な場面を避けることが増えました。

 

中学3年の冬、受験のために緊張を和らげる薬をもらいに行った心療内科で、社会不安障害と診断を受け、それからは薬を服用しています(デプロメール25mgの半分を夜に1回)。薬は飲まなくても生活できますが、お守りとして持っているだけでも外での安心感はかなり違ったりします。

病名を知る前まではそんな病気があることも知らず、怠け・サボりと言われたりもしていたので、原因がわかった今は自分のことを受け入れて情報を知れるようになって格段に生活はしやすいです。それでも、社会不安障害だということを伝えても、身近な人に不安を完璧に理解してもらえることは少なく孤独でもあります。

緊張や不安に潰されるか上手く付き合っていくかは、身近な方のサポートや理解が大きく関わってくると思うので、もし私と似たような方がいらっしゃれば理解は出来ずとも、何が苦手なのか、不安なのか、それを出来そうにないか出来そうか、ぜひ話を聞いてください。それだけで大きな救いになります。

 

 

ここで私の小学校・中学校時代の特徴を少し。

真面目のいい子ちゃんでした。普段しっかりしているからちょっとしんどいと言ってもすぐ帰れるような感じ。勉強は好きだし得意でした。運動もそこそこ。要領が良く、ほとんどのことは人以上に出来ていたのでなにかに挫折するという経験があまりなかった気がします。

人前での発表がなにより苦手(授業で当てられたりも絶対されたくない、もちろん手なんか上げられない)。毎朝の出欠の返事だけでも「声が出るかな、裏返らないかな」とびくびく緊張して毎度疲れていました。なにをしていても気を抜けない。教室内の声や音がものすごく聞こえてしんどいけど、聞き逃すのも怖い。友達に嫌われるのがとても怖かった。いじめのある学級だったので、それもあってか人に意見を言うことが苦手でした(今も)。親にはなんでも言える性格ではなかったので、学校での楽しいことだけを掻い摘んで話していました。自分が我慢していると気が付かないほど我慢に慣れていた気がします。

 

 

 

 日常で苦痛を感じるほど苦手なことや場所、と緩和法

 

幼少期から緊張していることが当たり前で、社会不安障害だから苦手なのかみんな苦手なのかという区別が少々ずれていることがあるかと思います。そんないろいろが今の社会不安障害へと繋がっているので、へーこの人はこんなだったんだな、というくらいにざっくり見て頂ければ。

 

 

 人前での行動、発言が怖い

人前に立つことがとても怖いです。これは小学校中学年くらいからだと思うんですが、本格的に外にも出たくないくらい苦手になったのは中学1年生頃です。自分は緊張する記憶しかないのでこの不安を伝えるのは難しいですが、この感じは、会社の社長さんの前で何かをする状況に似てるかも。緊張で上手く身動きが取れないことが、人前に行くとき自分には付きまといます。体調面では、緊張による動悸と吐き気と腹痛、これからを思っての気分の沈みなど。

人前と言っても人により様々だと思うんですが、自分の場合は一番外に出にくかった中学時代には本当、文字通り人が怖くて、道ですれ違う人ひとりでもかなり緊張していましたしびびりまくりでした。上手く歩けなくなったり顔を上げられなかったり、呼吸のリズムが急に崩れたり(過呼吸ではないです)。特に上手く歩けないのは困りもので、足と手がぎくしゃくして、それが「どう見られてるかな」と考えるとまた上手く歩けなくなるので無限ループでした。人がいない場所に着くと元通りに自然に歩けるようになります。

 

街中でも自然に歩けなくなるくらいだったので、”特定の人の前で何かをする”ことはまさに地獄でした。人が自分を見ている注目している、という状況が怖くて耐えられない。すぐにでも逃げだしたいくらいだし、順番待ちのときには緊張による不調(お腹が痛い、集中できない、上手く声が出なくなる、顔が火照る、手足が震える)で他人の声や話の内容なんかはほとんど頭に入ってないです。これは大事なものであればあるほど度合いがひどいので、困ることが結構ありました。肝心なことが聞けてないとか、そのときの記憶だけすっぽり抜けてるとか。自分はまだ学生なのでそれで誰かに迷惑をかけたことはない(はず)ですが、社会に出たらそうもいかないので思案しているところです。

 

今は外で普通に歩けるようにはなったんですが、誰かとすれ違ったりするのはまだ苦手です。特に同年代の集団なんかはすごく怖くて、見つけた瞬間他の道に避けたりすることも多いです。こうした”外が怖い”という気持ちの裏には、「人にどう見られてるかな」ってことがいつも張り付いているのだと思います。他人にどう見られているかが気になりすぎて普段の言動や自分が出せないということですね困ったもんだ。

 

 

■  緩和法

 

自分の場合はやはり薬が一番効きました。といっても薬のことを書いてもキリがないので、自分が試したり気付いたりした外面や内面からの意識の改善法をまとめていきます。

外面では、思い描く自分に近づけることが一番でした。こういう風になりたいな、というものや人に、メイクでも格好でも髪型だけでも近づけてみること、です。新しい服やお気に入りの服を着ると普段より外に行くのが楽しいですし、メイクをすることによって自信がついて顔を上げて歩けるようになったりもします。ヒールの靴を履くだけでちょっと落ちついて振る舞えたり。変化が難しかったら、かわいいヘアゴムやヘアピンをつけるだけでも楽しくなると思います。私は、髪の調子がよかったり爪を磨いたりしても気分が上がります。”好きなことをする”、”好きなものを見る”ことはなによりの活力剤になるかと。

その他には、マスクや日傘、イヤホンなどがおすすめです。マスクは顔の半分以上を覆ってくれるので「人に見られている」感覚も減りかなりの安心感を得られると思います。日傘は、自分は持っているだけでも手持ちぶさたにならなくて歩きやすいですし、差せば人目を避けられるので便利アイテムです。あとイヤホンは付けているだけでも安心できますし曲を聞いていると外の音も聞こえにくくなるのですごく安心します。好きな曲を聞いているとテンションが上がるので、気の重さも少しマシになったり。それでも100パーセント緊張なしで出かけられると言えば嘘になりますが、心配は少なくなりますし楽しく出かけることは出来ています。あとはやはり「人に着いてきてもらう」というのも大きな支えになるので、人と会うときに用事を済ませるようにしています。

 

内面のほうでは、「自分が思っているより人は他人のことを見ていない」と思うこと。自分は気にしいなのでちょっとでも目があったり見られていると=悪口を言われている、と落ち込んでしまうのですが、実際は大したことないと最近気がつきました。具体的に言えば、相手の気持ちになってみるとかなり楽になるんじゃないかなと。

私は他人のことは気になりますがそんな服までちゃんと見てないし覚えてないし、結局顔見てもすぐ忘れています。すれ違った人が変なことしてても「変なことしてるな」くらいで気にしないし、ましてすれ違っただけの人の悪口なんか出てこないです。というのを相手にも当てはめてみてます。そうすると、「あれ、じゃあ今すれ違った相手も自分のこと気にしてないよな」という考えに至ってずいぶん楽になりました。あとは人に目を向けないとかも、無理矢理ではありますがいい方法でした。

あとは、集中すること、です。普段は歩いてても周りが気になってびびりまくりですが、好みの服やものを見つけたときなんかはもうそれしか目に入らなくてひとりでも一直線にしゃかしゃか歩けてたりします。このときは周りのことは一切忘れてるので、故意にでも何かを考えるようにして(今日の晩ごはん何かな、何にしようかな、あの服かわいいな、こんな服ほしいな、ゲームレベル上げしなきゃな、イケメンと出会いたいな)とか、もう本当になんでも。道ばたの草数えていくのも集中できると思います。好きなことだと幸せになって楽しくなるので尚良しですね!!

 

 

 

 外での食事が苦手

手が震えてお箸をうまく持てなかったり、せっかくの食事がおいしいと思えなかったり、お腹は空いているはずなのに緊張であまり食べられなかったりします。店員さんの視線や隣のテーブルの笑い声でも気になって怖いです。そして外食のなかでも特に苦手なのがフードコート。広場やフードコートなど、開放的で人の視線が多い場所ほど緊張します。パーキングエリアの雰囲気もですね。

これが気になってきたのは小学校高学年あたりからでしょうか、家族とフードコートで食事をした際、自分ひとりで座って待っているのもお店へ食事を取りに行くのも怖いなと思ったことがきっかけです。注文をするのも苦手なので、いつも誰かと同じお店にしか行かないし行動できません。前ほどではないんですが今も外食は苦手で、フードコートではなく仕切りが多そうなお店や客層が落ちついているお店がいいとお願いしています。でもフードコートは値段がお手頃なのでいいですよね、うどんおいしいです。

 

 

■ 緩和法

 

これは緩和法というか選択肢みたいなものですが、

  • 苦手な場所・お店は避ける
  • 個室のお店に行く
  • 気が知れない人とは食事をしない
  • 食べにくい(量の多いガッツリしたものや食べるのに時間がかかりそうな)メニューはやめる
  • フードコートでは隅の方の席に座る

などを自分は気をつけています。それでも友達と行ったりすると無理だと言えなくて、すごく緊張しながら食事をすることもときどき。「このお店は嫌だ」と言える人を基準にするといい気がします。

とにかく、自分は嫌なお店は避けてます。個室や仕切りが多く、テーブル同士の間隔が広い、知らない人と隣の席にならない、店員さんと目が合わない場所であること、食べているところを外や並んでいる人から見られない、若い人が来なさそう、そんなお店が比較的行きやすいです。あとは、メニューをテーブルでゆっくり選べるほうが安心します。

外食が緊張しなくなるというのは他の緊張することと比べてこれが効く!みたいなものはないんですが、それでも自分も徐々に行けるようにはなっています。中学時代は外食だけは絶対嫌だとどんなお店でも拒否して帰りたいと言っていた私ですが、今はフードコートでも食事ができるようになりました。確実にいい方向に向かってはいるので、時間に任せるのもひとつの手だと思います。

 

 

 

 レジに並べない・行きたくない

これは日常でも困っていることですね。今はできるようになったんですが、数年前まではレジに並べませんでした。現在もとっても苦手です。出来ることなら誰かに代わりに並んでほしいし、今でもなんか嫌だなって思ったときには妹にお願いしたりしています。

レジに行ったり並んだりするのが苦手なのは、並んでいる間にどこを見たらいいのかわからないから。そして目線を彷徨わせているときに自分は挙動不審なんじゃないかと気になり始めてそれでまた落ちつきがなくなります。人から見たら普通なのかもしれないけど、並んでいるときの自分は本当に生きた心地がしないです。どうしたらいいのかどこを見ればいいのか分からないし、後ろに人が来たら焦るし、次は自分の番だと緊張するしで地獄です。緊張すると言ったら「ただ並ぶだけ」と言われますが、その並ぶのがとてつもなく難しい。

もうひとつ苦手な理由は、店員さんが怖いから。1対1だとまだ大丈夫なんですが、レジに店員さんが2人以上いたり、男性だったりすると行きにくいです。行きにくいというか、行くのをやめるんですが。並ぶのも苦手ですが、空いているときに行くのも店員さんと目があったらレジまで歩くのがぎくしゃくしてしまったりして、結局どうなってもレジに行くのは緊張しています。あとは見られているのが怖いので、お金をすぐ出さなくちゃとか、しまわなくちゃとか。レジで買う以外の用事がある(これありますか?等訊いたりする)ときにはなかなか声がかけられないです。

 

 

■ 緩和法

 

「自分は数多くいるお客の中のひとりだ」と思うこと。店員さんからしたら大勢の中のひとりで顔なんか覚えてないし、と考えると行きやすくなります。でもその場面にいると余裕がなくてそんなことも考えたり思いだすこともないので、日常的に癖をつけるといいのかなと。刷り込みみたいなものですが、「自分のことを気にしてない見ていない」と、いつでもふと思うだけでだんだん恐怖心は無くなっていく気がします。自分が多分これです。メイクなどで前より自信を持てたこともプラスしたりと、時間が経って変わったことも多いですが、ポジティブに考えられるようになったこともかなり影響しています。

具体的なこととしては、

  • 連れと一緒に並ぶ
  • 人が少ないときにぱっと行く
  • あらかじめお財布を出しておく

など。視線の場所に困ったら近くのポスターや文字をひたすら見ています。内容は何度読んでもまったく入ってきませんが!あと自分は苦手なのでできないのですが、携帯をしてるのもいいですね。時間つぶしになりますし少しは気が紛れると思います。

 

 

 

 人前で文字を書くのが苦手

お店でカードを作るときや書類に名前を書くとき、教室でクラスメイトの前で黒板に字を書くときなど、ありとあらゆる、人前で文字を書く場面が苦手です。テーブルに持って行ってからまた渡す、ということだとまだ大丈夫なんですが、その場で書くものだとペンがうまく持てなくて、見られていると思うと手が震えて字がゆがんだりします。あとは急がなきゃという緊張で自分の住所さえ思いだせなかったり間違えてしまったり。カードの名前も字が汚いなあって地味に落ちこみます。

今は学生なのでそういう機会は自分から作らないと出会わないんですが、社会人だと機会がたくさんあって毎回緊張したら気が持たないし後悔することもあると思うので、今からどうしようかなと気にしています。やはり慣れでしょうか、、

 

■ 緩和法

 

今のところはこれといったものがないです!!避けるか、慣れるか。完璧にというのはなかなかに難しそうですが、意識を変えると少しはましになる、かもしれません。

焦るのは店員さんが自分を見て待っていると考えるからなので、その考えをなくすこと。店員さんの存在を消して自分のペースになると落ちついて書けると思うんですが、店員さんの存在を消せないから焦るわけですよね。これはまだ自分もいい方法を見つけられていないので、いろいろ探してみます。

とりあえず今のところの良い案は、自分があまり緊張しない店員さんを選ぶことだと思います。

 

 

 

 美容院や温泉が苦手

美容院などの緊張する場所で、自分の好きなタイミングで逃げられないという状況がきついです。美容師さんは若くておしゃれな方が多くて緊張することと、自分の顔を見るのが嫌、そして決まった時間はそこから逃げられないということが重なって美容院は苦手。会話も上手にしないと、と気負って、うまく話せないとあとで落ちこんだりするのでそれもしんどいです。

温泉は、自分の体を人に見せるのがただただ嫌、怖いです。自分は完璧主義で、昔から完璧に仕上がった物しか人に見せられないのですが(なにかを作っている最中を見られたり、努力をしているところを見られるのも嫌、メイクも家族の前でもできません)、温泉では体すべてが見えるわけで、たとえばお腹が出ているとか胸が小さいとか大きいとか肌が汚いとか、ひとつでもコンプレックスや気になるところがあると絶対に人前で脱ぐことができないです。着替えとかもそうですね、家族の前でもしないです。緊張するなって思い始めたのが小学校高学年ころからで、もう6年は温泉に行っていないです。これからも行ける気がしない。

 

■ 緩和法

 

美容院では、ひたすら目を閉じて寝ています。それがきつかったら雑誌を読んだり(でも自分が読んでいるページを他の人に見られたりするのも苦手です)。最近はあまり緊張せずに行けるようにはなったんですが、話しやすい美容師さんに出会えたことが大きいです。今までは話しててもどう思われてるのかなとか気になって楽しかったことってあまりないんですが、話のテンポが合う方だとかなり行きやすくなりました。あとは人との繋がりを持つのが苦手なので、同じ美容院に何度も通うのが怖いです。またこの客が来たとか思われないかな、とか。自分がそういう考えを持たない安心できる美容院と出会えることがいちばんだと思います。

温泉は、コンプレックスをひとつずつ消していくことがやはりいちばんの近道かなと。いっそひとりで行くと知らない人ばかりで入れたりするかもしれませんが、、、やっぱり入れないな。いつか入れるようになる日はくるのか、見ものですね。タオルで隠すとまだましな気はします。

 

 

 

 人前で携帯やパソコンができない、雑誌が読めない

バスや電車、外での待ち時間など、人が後ろや周りにいると画面を見られるのが嫌で携帯(スマホ)ができないです。家族の隣でも。これはずっと昔からのような気がします。小学校のときの調べ学習で、余り時間に好きなページを見ていいと言われても何も開けないほどでした。見られる状況じゃなくても、”見られそうな状況”、可能性が少しでもあるのならしません。私は、スマホ× パソコン× 雑誌× 小説○ 漫画× という感じ。小説もカバーをしていないと不安です。

これは、自分の好きなものを否定されたことがあるからだと思うんですが、、「そんなものが好きなの?」って言われるのがすごく怖いです。雑誌でも、留まったページで興味のあるものが分かるので家でもひとりのときに読んでいます。

 

■ 緩和法

 

気にしないこと、ができれば一番なんですけども、!それが無理だからこうなってるってわけでして。携帯をしている人の隣に座るとか、一番後ろの席に座るとかすると心配は少しなくなると思います。携帯の保護フィルム・シートで横からは見えにくくなるものもあるのでそれを選ぶのもいいですね。

それでも、隅の方に寄るや体の方向を変えるなど、物理的に自分だけのスペースをつくるのがやはり一番安心できるような気はします。

 

 

 

 待ちあわせが苦手

人を待つ時間が苦手です。「来るのかな」とか「時間間違ったかな」と何度も前にも確認したのに心配になってしまいます。心配性みたいなものでしょうか。なので、人と会うときには直接家に行くとか、同じ場所にいて流れでどこかに行くなど、絶対に会えると確証があるほうがほっとします。

 

■ 緩和法

 

待ち時間にあれこれ考えてしまうので、時間ぴったりに着いてみる。相手もたぶん来ているはずなので、これで緊張は少なくなるかなと。遅れるのが無理だったら、何かに集中するのが一番だと思います。小説を読んだり、スマホを見たりゲームをしたり、音楽を聞いたり寝たふりをしたり(これは私がよくします)。

私は外の音が聞こえると緊張するので、音楽を聞くのはとても効きます。これと同じように安心するものだったら、マスクなんかもおすすめです。

 

 

 

 電話やインターフォンが苦手

すっっっっごく苦手です。電話をかけるだけでなく、かかってきた場合にでも心臓がとびはねて変な動きになります。人と話すときは顔が見えても怖いけど顔が見えなくても怖いですね、結局どちらも怖い。これはもう小学校時代からずっとです。でも年々緊張せずにできるようにはなっています。

 

■ 緩和法

 

電話をかける前に、言う言葉や伝えることを紙に書いておく。アルバイトの応募の電話のときもこうしました。これで自分は心配は半分くらいなくなります、緊張はなくなりませんが。かけてしまえばなんとかなるので、あらかじめ何かを用意しておくというのは大きな心の支えになると思います。なにか商品について訊くことがあるときには、「自分は客だから」と開き直って構えていくといいかもしれません。

声が上ずったりするときには、心臓にてのひらを当ててぽんぽんと軽くたたいたりさすったりすると少しは落ち着きを取り戻せます。それから、電話をかける前に深呼吸をすると頭もスッキリして会話がしやすいのでぜひ。外出しているとき思いきってノリでかけてみるのもいいですね。

 

 

 

 ガソリンスタンドの窓拭きが緊張する

昔から、ガソリンスタンドで窓を拭いてもらうときになぜか緊張します。自分は免許はもっていないので運転するほうではないですが、乗っているだけでも拭いてもらうときには落ちつかないです。

理由としては、店員さんが若めのお兄さんが多いことと、何か越しに人と目が合うのが苦手、覗かれているようで苦手、というのが主な気がします。人に話したことがないのでなんともいえないんですが、、

 

■ 緩和法

 

考えすぎだと思って気にしない。目をつぶるか下を向く。がんばります。

 

 

 

 

 最後に

 

こうしてみるといろんなことがありますね。今は思い付かないだけで、これ以上にももっとたくさん気になることはあると思うので、まだ気が向いたらまとめてみようと思います。

書くほどではないんですが、生まれてこの方ずっとできないのが”変顔”です。恥ずかしい。写真も苦手なんですが、変顔だけは頼まれてもできません。あと、待ってる車の人から見られている気がして信号を渡るのも苦手です。長ければ長いほど比例して緊張します。なんでだろうな~って考えても理由はひとつじゃなくあやふやなものが重なってるんだろうな。

 

何年か経って見えてくるものってとても多いです。昔はこれが全部当たり前だと思っていたので、自分が緊張していると気付いたときにはまさに目から鱗でした。気付いてからは、嫌なことは避ける、無理なことはやらない、いろいろやらなかったりやめることも増えました。甘えだと言われることもありますが、自分にとっては自己防衛です。できることとできないこと、したいこととしたくないこと、やらなければいけないことを上手く見極めて、少しでも緊張しない生活がおくれるように頑張っている最中です。

緊張はどうやって消すかより、どうやって付き合っていくか、どうやったら自分が安心できるかが重要な気がします。自分を肯定し尊重するのは難しいけど、たまには頑張らないことも必要ですね。