花と邂逅

小・中学校を不登校と保健室登校で過ごした自分を振り返ってみます。

     ▷  小・中学校を不登校と保健室登校で過ごした自分を振り返ってみます。社会不安障害、元・起立性調節障害です。

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□ 価値と付加

自分が見るテレビ番組といえば音楽番組かアニメかニュースくらいですといえるほどほとんどそればかりなのですが、これがことごとく母と合わないんですよ。
バラエティーも普通に見ますがいつも何かの片手間にですし、自分としてはおもしろくないならスペースシャワーかMTVで音楽流してたいって感じなのですが、母は音楽はあまりきかないので音楽番組は頭が痛いと言ってニュースはしんどいと言ってアニメは頭がおかしくなると。母もスマホを触ったりしていてテレビは見ていないのに、娘(自分や妹)がバラエティー番組を音楽番組やアニメに変えると途端にやめてと言う。意味がわからない。

自分が人に好きなものを堂々と言えない理由はこれだからだなあと何年か前にやっと気づきました。自分が何か見るたびに母に文句を言われたらそりゃ自信もなくなるわ。


アニメは自分が本格的に見始めた中学3年生の頃と比べるとだいぶ母も慣れていろいろと寛容にはなってきたんですが、それでもアニメ見てる=オタク、という考えがあるみたいで風当たりは厳しいです。でもまあアニメは母の前では見ないのでいいんですが、困るのが音楽番組です。

自分は本当に一日中BGMにできるくらい音楽が好きなのですが、スペースシャワーやMTV、テレビのYouTubeで音楽を流していると毎回母が、頭が痛くなってきたと言い出します。好きでもない音楽聞くのは嫌だし長いし、曲に慣れてないと頭も痛くなるんでしょうねって思うけど、やはりしんどい。
PVが気持ち悪いからとかボーカルの前髪が長いとかベースの人の動きが怪しいだとか、別にどうでもいいし心底興味ないです。母は見る部分がいっぱいあって忙しそうだなあ。
曲だけを第一に求めている自分にとってはアーティストの顔や髪型やPVや喋っていることは付加価値でしかなくて、凝っていたりおもしろかったり雰囲気が好きなPVなんかはプラスになるだけでマイナスにはなるものではないんです。本当に付加でしかない。極論、犯罪者だろうが曲が良ければそれでいい。
好きな曲をつくっている人に興味があるだけで、その人自身に興味があるわけではない。曲が聞ければいい自分からすれば、その人の価値は曲をつくる部分だけから見出だし、側面しか見ていないことになります。でもまあご本人と会うことなんてないしネットの情報だけで人柄をはかるのは無理だし申し訳ないので、ただ曲を聞くだけの自分はそれでもいいんじゃないかと思ってます。
だからその人が出てる番組とか雑誌とかTwitterとかはあんまり興味がないな。そういえば自分はアニメでも、キャラがどんなに好きでも声優さんには興味がないです。見てるときに顔が浮かぶのも嫌なのでできるだけ顔見ないようにしてます事前番組とかでも。

なんというか、それを生み出した人には興味があるけど、その人自身には興味がない。んだと思いますたぶん。これわかりますかね、わかりますか。


という旨を説明すると、母はまた頭が痛いとか言うんでしょうな。討論みたいなものは昔から母とできた試しがないです。私はこう思うんだけど、お母さんはどう?みたいな。まず自分の考えを言わせてもらえない、聞いてないとか、また後でねとかしんどいとか頭が痛いとか。なので対等に話ができる大人の方はとても貴重です。出会って、話をちゃんと聞いてもらえるとすごくすごく嬉しいです。きちんとした大人だと思うし余裕があるんだなと安心します。こどもを、ひとりの人として尊重できる余裕が。そういえば、何歳までがこどもなんでしょう。