花と邂逅

小・中学校を不登校と保健室登校で過ごした自分を振り返ってみます。

     ▷  小・中学校を不登校と保健室登校で過ごした自分を振り返ってみます。社会不安障害、元・起立性調節障害です。

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小・中学で不登校になって変化したこと(1)

 

 

 

今回は、不登校になって変化したことについて。

内面(自分の行動・精神面)、外面(周りの環境)、変わったことはたくさんありますが、この記事では内面の方をまとめていきたいと思います。

 

 

 不登校になって

 

良かったこと、良くなかったこと、たくさんありますが、数えれば圧倒的に良くなかったことの方が多いです。でも、それを”まあいっか”って言える(後悔を上回る)くらい「良かったこと」で得たものは大きいです。ただ、そう思えるまでには結構な年月がかかりました(私の場合は小学6年生で不登校になってから2~3年後とか)。

不登校中は苦しいけど、外に出たとき、不登校になって良かったかもって思えることがときどきあります。そして、それに気付けるような自分になれたことが一番うれしい。

 

あんたはなんで不登校になったの?って方がいらっしゃるかもしれませんが、私が不登校になったのはいじめ・朝起きられなくなったことがきっかけです。いじめの後遺症みたいなものも引きずっていますので、そのことをちらっとでも頭に入れておいてくだされば助かります、、!不登校になった理由で、その後の性格や行動も結構違ってくると思うので。

 

 

 経緯については過去記事がありますので気になる方だけお目通し頂ければ、!

 

 

 

 変化したこと

 

○ 今回は、いじめ&起立調節障害により不登校になった私の場合です。みんな一緒とは限りませんので、ふーんこんな人がいるんだというくらいで流して下されば、!

○ 良い面・悪い面でまとめようと思ったんですが、悪い面と言っても良いことでもあるし、不登校は悪いことではないので悪という表現はおかしいだろう、、!ということで、分かりにくくはありますが、ごちゃ混ぜです。

 

 

 電話が苦手になった

これは小学校のときに休み始めて、先生や友達からかかってくる電話にびくびくしていたからですね。その名残で今でも電話が怖かったりします。直接話せることでも、電話を通すと焦って上手く話せなくなります。

 

 

 ひとりで外に出れない

これは中学校くらいから。友達と一緒だと大丈夫なのですが、人目が気になってひとりでは外に出れなくなりました。買い物ははおろか、コンビニも行けなかったです。人が多いところでは、ただ歩いてるだけなのに動きがぎくしゃくしたり。自然に行動するってことができなくなりました

この改善には、マスクをする・メイクをする・新しい服を着る、など、見た目を気にする私には外見を希望に近づけるって方法が一番効きます。自信がつくので。特に、マスクは顔を隠してくれるという安心感があるので出かけやすいです!

 

 

 人を信じれない

いじめ、というよりも小学校生活でつくられた性格です、これは。友達に何か言うと全部筒抜けって世界だったので、人に本音を言えなくなりました。それが更に不登校によって悪化したという感じ。

だけどこれ、最近(高校)になってだんだん変わってきました。不登校になったことによって優しい人と出会うことができ、本音を言う機会も増えてきました。通信制の友達はいろいろ理由があって変わってきた子が多いので、その分賢く、人を否定することがないので話しやすいです。

でも疑り深いって所は長所でもあると思うので、!個性として大切にしていきたい。

 

 

 成績が下がった

進学を目指す方としてはこれは一番大きいんじゃないでしょうか、、!私もそうでした。中学の時も、不登校をやめて保健室登校にしたいと思った理由はこれです。

授業を受けなくなるのでその分遅れていきます。遅れると、「ついていけないんじゃないか」と教室に行きづらくなる、悪循環ですね。私はそれで結局教室に行くことはできませんでした。

でも、一応家で勉強して他の学生と同じように受験もし、公立高校に受かりました!ので諦める道ではありません。塾には通わず進研ゼミだけでした。要領がいい方などはもっと上手くやれると思います。

勉強方法などについては長くなるので、また別の記事で書きますね。

 

 

 思い出がない

中学校時代の写真と青春がまったくないです。

 

 

 コミュ障になる

他人と上手くコミュニケーションが取れない=コミュニケーション障害というもの。これには本当悩まされてます。中学2~3年からでしょうか。人に喋りかけられても上手く返事ができない。いや返事はできるし話も繋げられるんですけど、なんか盛り上がらないし違う感。なんだろうこれ、、、。

不登校になると人と話す機会が減るので、喋ることが苦手になりました。これは家族と会話することが大切だと思います。話すことがないならあいさつだけでも大分変わるので、とにかく口を開くことが大事!大事!!

あと、一対一だと落ち着いてきちんと話せるんですが、大勢のグループに入ると発言ができない。大勢怖いです。自分が話してる間、他の人が自分を見てるってことが耐えられないんだと思います。

まとめると、これはコミュ障っていうより対人恐怖症ですねたぶん。

 

 

 友達が減る

これは私だけじゃないと信じたい。中学時代は携帯を持っていなかった&狭く浅くの付き合いだったので、減るっていうよりはいなくなるって方が正しいんですけど小さな見栄を許して下さい。

私は、5人でのはないちもんめで3.4番目に呼ばれるような子です。そう、誰かの一番ではないんですね。ということで、親友という存在はいませんでした。ときどきメールをくれる子はいたんですが、当時、人間不信でそのありがたみに気がつけなかった私はその子を繋ぎ止めようとはしませんでした。しんどいんですよね、微妙なところで繋がってるっていうのが。だから今、LINEも登録してますが実はすごい負担になってたりします。たぶん、友達ってものが向いてない。

だから、不登校中でも友達とすごい遊んでたりする子を見るとすごいなあって思う反面、妬みもありました。自分は引きこもり気質なので。なにが違うんだろうなあ。

 

  

 価値観が変わった

これは、不登校になって本当に良かったと思うこと。あらゆることに関する価値観が変わりました、いい方向に。家族や友達の存在でも、教室での在り方も、なんでも”見直す”ことになるので、視野が広がります。それから他人のことが大体は受け入れられるようになりました。この人変だなあって気持ち悪がった人にも、なにか理由があるんだなって思えるようになったりとか。

そして、挫折を知ったこと不登校になると、「学校に行けない」とか「教室に行けない」とか、小さくてもできないことが重なります。私は完璧主義で、プライドも高く、心の中では他人を見下すような猫被りです。だけど自分がいろんな経験をしたことで、できない人の気持ちを知ります。いじめられたことで、人を傷つけることは絶対にしないと思うようになりました。そう思えただけで、私は不登校になってよかったと言えます。

妥協するってことを知り、クソ真面目だったのがやっと普通の真面目になれた感じ。

 

 

 

 

 前編まとめ

 

前半はここまでです。想像以上にたくさん書くことがあったので予定変更で2つの記事にすることにしました、!

今回はただ自分の性格の悪さが露出しただけでしたね。だけど、こんなんでも進歩はしてます。昔に比べ柔軟な性格にはなりましたたぶん。

後編はまた近日(必ずと言ってない)予定は未定です。

 

: 11/16追記 後半upしました!